翌日は雨だった。
弥山に登れてよかった、けっこう雨風が強く
ロープウェーも運行中止していた様子。
この日はお昼くらいまでいくつか近辺をまわる予定。
■厳島神社
朝いちばんに行く。ちょうど潮が引いていた。
まだ観光客も少ないのでゆっくりみれる。
入ってすぐ。
すぐ右側にあるこちら(なんていうものなのかしら)
を右左に振ってお祓いしてから行くようになっている。
少し進むと左手に有名な鏡池がある。
この池は潮がひいたときにしか見ることができない。
だから、干潮のときに行くのがオススメかも。
涸れることがない海からの水が湧き出る場所。
その水の流れは海へと川のように流れている。
もっとも神秘的といえる風景。
本殿のお参りをする。
3人の女神がまつられている。
高舞台ごしの大鳥居。けっこう雨が降り出した。
神社の中はシンプルにあとは奥に大国神社、天神社がある。
大鳥居の近くまで歩いてみる。
逆に向くとこんな感じ。山に霧がかかって幻想的。
■大願寺
厳島神社のすぐ隣にある大願寺にもぜひ足を運んでおくとよい。
非常に大きなビャクダンで作られた不動明王さまがいらっしゃる。
日本三大弁財天のひとつらしく。
商売繁盛とか芸術の神様としてのご利益もあるとか。
■歴史民俗資料館
実は大元神社近くのモミの自然林のところまで行きたかったけど
かなり雨が降り出してそこまで歩く元気もないので
こちらの資料館に入った。
しかし、案外と見どころがあった。
厳島神社の歴史とか宮島の歴史を知るのにも役立つと思う。
宮島の古い町家もそのまま見ることができて
神棚もみることができる。
宮島の神棚は戸棚などの上にあり、その上に天井がないような
配置になるそう。
ほぼここまで見ていく観光客も少ないので
かなりゆっくり見ることができる。
■本山大聖院
空海が開祖したこちらのお寺も行って見たかったので
行ってみた。
少し上がるので晴れてたら見晴らしもよいだろう。
こちらのお寺随分いろんなところにご利益がある
なんとかがありすぎて、お賽銭目当てじゃないのか?
と疑いそうな感じではあるが、
全部まわるには案外大変な感じ。
ここで公園を歩いたり、山の茶屋でお茶したりしつつ
雨が落ち着くのを待ち、再び大鳥居のところにいく。
だいぶ潮が満ちてきていた。
こうして潮の満ち引きをいろんな時間で見るということが
普段あまりないので、とても面白かった。
こういう建物があるからこそ、
その様子がよくわかるようにも思う。
もとはあの鏡池しかない場所だったかもしれないけど。
■ 食事どころ・カフェどころ
ちなみに宮島は外国人が多いからなのかどうか
わからないけど、コーヒー店がとても多い。
2か所立ち寄ったけど、一番行きたかったところの場所が
よくわからず、帰りに車で送ってもらうときに
通ったので、とてもいい感じだったから
行きたかったなー。
けっこう歩くことが多いから
そこまで歩くのがめんどくさくなってしまうが
古い町並みのあたりがあり、そこの感じもステキだから
余裕があればぜひ歩いてみてほしい。
お昼ごはんはホテルの近くで毎回通る度に気になってた
ダイニングに入る。
こちらは夜もやってたみたい。
お腹の調子がいまひとつなので
わかめうどんとミニアナゴ丼のセットを注文。
宮島はアナゴめしが有名だけど
たいていお値段が高い。(2000円~)
こちらではアナゴめしでも1000円くらいだったかな。
たいていの観光客は厳島神社か弥山で終わってると思うけど
いろんな観光案内のところにある
案内図(自然散策路がのっているやつ)を手に入れて
ガイドブックには書いていない自然散策にも
時間に余裕がある方は歩いてみてみるといいと思う。