Around the garden

フラワーエッセンスプラクティショナーによる植物や自然と過ごす日常とエッセイ

【映画】ポカホンタス

ポカホンタス [DVD]

 

今頃ですが、「ポカホンタス」を見た。

先日、アナ雪が放送されてたけど

少しだけみて、その影響というわけではなく、

何かの本にダンボが空を飛んだのは魔法の羽のせいではない

という文章を読んで、「ダンボ」って見たことないけど

そんな話?

と思って「ダンボ」といっしょに借りたDVDだった。

 

まったく知らなかったのだけど

ポカホンタスは実在の人物だったのね。

実際はジョン・スミスと結ばれたわけではなく、

ジョン・スミスと会ったときはまだ彼女は子供で

大人になってから白人と自分の属するポウハタン族との

橋渡し役のようになり、白人と結婚したらしい。

 

たぶんディズニーなので、実際のポウハタン族が見たら

まるで違う・・というものかもしれないけれど

映画そのものは大人の映画で美しかった。

(ポカホンタスがすごい大人なので)

 

実際、そうだったのかどうかわからないけど

映画ではポウハタン族が自然とともに生き、

精霊とつながり、生活していたような感じに描かれている。

映画の中では400歳のヤナギのおばあさんとポカホンタス

会話をする。

 

そういうポウハタン族のことを知りたくて

ネット検索したけれど、

トウモロコシを育てて、動物の皮をなめし、

タバコを栽培していたなどの暮らしの部分しかわからなかった。

 

この映画の見どころはやはり音楽。

とくに有名な「Colors of  the Wind」の歌詞も曲も映像も

美しく感動的。

歌が力強くて、歌手の方もディズニーはハズレがない。

 

日本語のものも聞いて見たくてYouTubeで見てみた。

 


カラー・オブ・ザ・ウィンド (ポカホンタス)

 

英語はコチラ。


Pocahontas "Colors of the Wind"

 

この映画をみると

ジェームズ・キャメロンの「アバター」と似た感じがある。

ポカホンタス」のほうが断然古く1994年の制作だけど。

 

今のアメリカでよく聞く白人至上主義とかとは

真逆である。

そもそもアメリカはもともと白人の国ではないのだから。

 

ネイティブたちの歴史を思うと

映画のようにはいかないかもしれないけど

この歌がこころの深いところに届くのは

願いがあるからなのだろう。

 

アニメの中で、二人が輪になって

そのままワシの目になって飛び立つところなんか

すごくいいなあと思う。

あと風の色で描くという歌詞のあたりで

ポカホンタスの姿が風に吹かれて、色っぽい感じ

になるあたりとか何度も見てしまう。

20年以上前に作られたのになんで今見たのかね。

もっと早く見ればよかった。

 

ディズニーのDVDは特典映像がたくさんあって

メイキングとか裏話がけっこう面白い。

ポカホンタスも実在のポカホンタスがいたジョージアタウンを

取材しているところなどもある。

世界のいろんな言葉での「Colors of the Wind」も見れる。

 

他のディズニーアニメも見たくなった。

「バンビ」には自然や動物を細かく再現して、

9年もかけて作ったというので

今度見てみたい。

 

 

猫に好かれるオーラ

いつも通っているロルファーさんのお家には猫がいる。

会ったのは最初の日ぐらいかな。

 

しかし、私がセッションを受けていると

いつも外からすごい声がニャーニャー鳴いている。

 

寒いから中に入りたいか、お腹がすいてるか

ロルファーさんが中にいるから入りたいのだろうと思ってた。

 

先日、ロルファーさんが

「話は関係ないのですが、つつみさんは猫はお好きですか?」

と聞かれた。

「はい」と答えると

ロルファーさんのところの猫が激しく外で鳴いているのは

私が来たときだけだそう(笑)

 

他の人が来ているときは鳴いていないそう。

 

なんと、私はいつも誰がいても鳴いていると思ってた。

このあいだロルフィングのポスト10が最後の日だったので

ロルファーさんにしては言わずにはいられなかったのだろう。

 

はっきり言って、ほとんど猫に会うことなく、

建物の中に入って、出たときにもほぼ会わないのだけれど、

どこかで見ているのかも。

そしてほぼ、その猫に話しかけたり、会うことがないのに

私がきたら察知して、屋根の上にあがったり、隙あらば

どこかから入りたがって、激しく鳴くって

私はマタタビかー(笑)

 

確かに初対面なのに猫がまっすぐ私のほうにやってきて

スリスリしたり、しきりに私に話しかけてくることは

これまでも会った。

 

とはいえ、あれほど焦がれるように鳴いているのに

終わって外に出て、その猫が私のところにやってきたことはない。

相当なツンデレである(-"-)

 

面白すぎる。

 

 

【高松・カフェ】ショワシノワ

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ずっと行きたかったカフェに立春の日にランチを。

瓦町駅近くのショワシノワ。

小さな中国茶サロン。

 

現在はゲストハウスも兼ねているようだ。

ごはんはお粥定食しかないけど、

この日はピーナッツ粥と野菜料理2点、

点心3つとデザート。

セットについている飲み物は聞いたら

ナツメとクコの実のお茶らしい。

甘い味がした。

プラスで中国茶もつけてもらう。

 

中国茶はなんか忘れたけど (笑)

やはり、美味しい♪

じっくり味わいつつ頂いた。

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今度は中国茶とお菓子のセットを頼みたい。

 

サイトがうまく開かないのでFBページのほうをリンクしておく。

ショワシノワ

都会のビジネスホテル

東横インの会員カードをようやく作った。

 

ビジホに泊るとき最近は東横インが空いてたら

そこに泊まっていて、だいたいいつもJALにログインして

そこから楽天トラベルに入っての予約が多く、

マイルと楽天ポイントをいただく形にしてたけど

とにかくビジホは場所によってはかなり取りにくい。

 

なぜなら

ここ数年の外国人の日本への旅行者の激増が

かなり影響しているように思う。

 

東横インは一般は3ヶ月前からしか予約できないが、

会員になると6か月前からの予約が可能なうえに

会員価格で安くなる。

10泊すると1泊が無料にもなる。

 

結局それで会員カードを発行してもらった。

1500円かかるけど。

 

東横イン押しな理由は

・まあまあ客室が広めで使いやすい。

・ほぼ必要なものは揃っている。

・冬は大きな加湿器がある。(冬以外はお湯沸かしと

小さい加湿器が一体型なのでそれで加湿はできる。)

・浴槽が横になれるくらい広い。

・朝食が無料 (しかし毎日同じなので連泊だと少々きついが)

・枕は基本低め。

・どこの県でもほぼ必ずあって、数がとにかく多いから

全国どこでも利用可能。部屋数もあるから空き部屋を押さえやすい。

・だいたい場所が駅からすぐのところが多いので立地もよい。

 

こんなに全国どこでもたくさんある東横インでも

空きがまったくないということもある。

そのくらい外国客が多いのかも。

 

 

私は泊まるとしたら東京か関西、札幌あたり。

都市部で泊るときはやはり駅近で手ごろで

安定した広さとくつろぎ感が大事だなー。

 

東横インで一番気に入ってるのは

なんといっても浴槽の広さなんだけど

他のところではあれだけ広いのはないね。

足がのばせるから外国人には人気かも。

だから必ず入浴剤持参で泊るのだ。

【コミック】レベレーション第二巻

レベレーション(啓示)(2) (モーニング KC)

 

お正月、私の楽しみでたんまり漫画を読んだ。

その中に昨年12月に発売された

山岸涼子さんの「レベレーション」第二巻も

含まれる。

 

いやージャンヌ・ダルクの神秘体験の箇所は

見てきたのか??というくらいのリアルな感覚。

 

おそらく山岸先生も似たような経験があるのでは。

 

とくにジャンヌが神から聞いた声というのは

どんな言葉だ?と質問されてジャンヌが困るところ。

 

彼女は確かに神からの声を受け取ったが、

それが彼女が話すロレーヌなまりの言葉ではないし、

ラテン語でもない。

 

『それがなんの言葉だったのか言い表せない

それをいうならどんな声音だったかも

たとえられない

わたしはあれを全身で感じたのだから』

 

リアルです。この感覚。

 

で、後半の聖カトリーヌによって浄化される場面もすごかった。

そこは気になる人は読んでもらったほうがいいと思うけど。

 

ジャンヌの信仰心の純粋さはやはり彼女が素朴な少女だからなのだろう。

ルルドで聖母に会ったベルナデッタもまたそうであったように。

 

山岸先生がベルナデッタとジャンヌダルクのどちらを取り上げようか

迷ったという記事を読んで、

山岸先生の描くルルドとベルナデッタもいつか描いてほしいと願うところ。

 

今後の展開も楽しみ。

宮島への旅その4

翌日は雨だった。

弥山に登れてよかった、けっこう雨風が強く

ロープウェーも運行中止していた様子。

この日はお昼くらいまでいくつか近辺をまわる予定。

厳島神社

朝いちばんに行く。ちょうど潮が引いていた。

まだ観光客も少ないのでゆっくりみれる。

入ってすぐ。

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すぐ右側にあるこちら(なんていうものなのかしら)

を右左に振ってお祓いしてから行くようになっている。

少し進むと左手に有名な鏡池がある。

この池は潮がひいたときにしか見ることができない。

だから、干潮のときに行くのがオススメかも。

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涸れることがない海からの水が湧き出る場所。

その水の流れは海へと川のように流れている。

もっとも神秘的といえる風景。

 

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本殿のお参りをする。

3人の女神がまつられている。

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高舞台ごしの大鳥居。けっこう雨が降り出した。

 

神社の中はシンプルにあとは奥に大国神社、天神社がある。

大鳥居の近くまで歩いてみる。

 

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逆に向くとこんな感じ。山に霧がかかって幻想的。

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■大願寺

厳島神社のすぐ隣にある大願寺にもぜひ足を運んでおくとよい。

非常に大きなビャクダンで作られた不動明王さまがいらっしゃる。

日本三大弁財天のひとつらしく。

商売繁盛とか芸術の神様としてのご利益もあるとか。

 

■歴史民俗資料館

実は大元神社近くのモミの自然林のところまで行きたかったけど

かなり雨が降り出してそこまで歩く元気もないので

こちらの資料館に入った。

しかし、案外と見どころがあった。

厳島神社の歴史とか宮島の歴史を知るのにも役立つと思う。

宮島の古い町家もそのまま見ることができて

神棚もみることができる。

宮島の神棚は戸棚などの上にあり、その上に天井がないような

配置になるそう。

ほぼここまで見ていく観光客も少ないので

かなりゆっくり見ることができる。

 

■本山大聖院

空海が開祖したこちらのお寺も行って見たかったので

行ってみた。

少し上がるので晴れてたら見晴らしもよいだろう。

こちらのお寺随分いろんなところにご利益がある

なんとかがありすぎて、お賽銭目当てじゃないのか?

と疑いそうな感じではあるが、

全部まわるには案外大変な感じ。

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ここで公園を歩いたり、山の茶屋でお茶したりしつつ

雨が落ち着くのを待ち、再び大鳥居のところにいく。

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だいぶ潮が満ちてきていた。

こうして潮の満ち引きをいろんな時間で見るということが

普段あまりないので、とても面白かった。

こういう建物があるからこそ、

その様子がよくわかるようにも思う。

もとはあの鏡池しかない場所だったかもしれないけど。

 

■ 食事どころ・カフェどころ

ちなみに宮島は外国人が多いからなのかどうか

わからないけど、コーヒー店がとても多い。

2か所立ち寄ったけど、一番行きたかったところの場所が

よくわからず、帰りに車で送ってもらうときに

通ったので、とてもいい感じだったから

行きたかったなー。

けっこう歩くことが多いから

そこまで歩くのがめんどくさくなってしまうが

古い町並みのあたりがあり、そこの感じもステキだから

余裕があればぜひ歩いてみてほしい。

 

お昼ごはんはホテルの近くで毎回通る度に気になってた

ダイニングに入る。

こちらは夜もやってたみたい。

お腹の調子がいまひとつなので

わかめうどんとミニアナゴ丼のセットを注文。

宮島はアナゴめしが有名だけど

たいていお値段が高い。(2000円~)

こちらではアナゴめしでも1000円くらいだったかな。

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たいていの観光客は厳島神社か弥山で終わってると思うけど

いろんな観光案内のところにある

案内図(自然散策路がのっているやつ)を手に入れて

ガイドブックには書いていない自然散策にも

時間に余裕がある方は歩いてみてみるといいと思う。

宮島への旅その3

■ 宮島の宿

宮島は観光客が12月の平日であるにもかかわらず

すごく多かった。

が、大半は外国人。

欧米の方と中国系の方とわかれる。

クリスマスホリデーにもなるからきているのかも。

しかし、宮島に宿泊する人はどうも少ない様子。

私が泊まった宿はその日お客がとても少なかった。

夜歩いても人はあまりいない。

これは島内の宿泊は広島市内より若干高いところが多いことも

あるかもしれない。

でも私が泊まったところは厳島神社から徒歩5分で

かなり綺麗でビジホよりも素敵な感じだった。

なのに、朝食付きのシングル洋室で7千円台。

従業員の対応もすごく親切でよかった。

 

入口のところの洗面所。

一通りのアメニティもそろってて綺麗。

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実は、私はかきが苦手でそれで夕食をつけてなかったのだけど

調べると島で夜ごはんを食べられるところはとても少なく、

私が行く水曜は定休が多い。

なので、電話をしてかき抜きの夕食をお願いした。

冬の宮島へ行くのにかき抜きにというお客って・・なかなかいないかも(-_-;)

メニューはほぼかきが含まれる献立になっていたようだけど

変えていただけてありがたい。

 

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夕食メニューの一部。

一番安い梅にしたけど、ものすごくお腹いっぱい・・。

 

私が泊まった宿は無料の足湯があり、

それは宿泊されない人も利用できる。

私は足が痛かったので夕食までの間外で一人足湯をした。

誰もいないイルミネーションの灯る静かな場所で。

冬至だからかユズがたくさん入ってて、香りもよし。

 

夕食の後、お風呂にいくと

まったく誰もいない・・。

内湯も露天も独り占め状態。

 

こちらの宿、電気のスイッチカバーが

すべて花柄で統一されてて(^^;)

お部屋のサイドランプはステンドグラスのカバーになってて

なんだかおしゃれなんだか、独特の趣味なんだか

面白かった。

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船の乗り場まで電話すれば送り迎えもしてくれる。

ほんとに親切なおもてなしの宿だった。

 

ロープウェー乗り場や厳島神社など周辺をまわるには

近いのもよかった。

 

宮島の宿 ホテル菊乃家

 

■夜の大鳥居

この日干潮時刻が夜になってたから、大鳥居のあたりを見に

夕食後出かけてみる。

ライトアップもされているから。

思ったより写真に撮ると鳥居が赤くならないけど。

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潮が引き始めていて、潮の音、鳥の声、シカの声など聞こえる。

たまにカメラしゃかしゃか写している人以外は

人はいなくて、静かで灯篭の灯りもあり、

落ち着いたムード。

 

五重の塔もライトアップしていた。

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夜の散歩ができるのも島に泊る特権。

 

足があんまり痛くなければ

もみじ谷公園のあたりまで行くと

もうちょっとアストラルな感じになってたかも。

 

冬至のこの日は夜に山側の窓をあけて

お祈りをして眠りについた。

 

 

つづく。