図書館で借りてきた本ですが・・・ドラッグ系のお話。
とはいうものの、こうしたもとになる植物、シャーマンや古代の人々が用いた変性意識をもたらすもののおかげで人間は進化してきたのではないか・・というマッケナの説が書かれてあるわけです。
原始の人間が二足歩行となり、短い期間で脳が3倍になったのは植物の中にある向精神性化学化合物の影響ではないかと。
というわけでDMTの話など途中、砂糖やカフェインの話など身近なものも含みながらシャーマニズムの話やら過去の文明や歴史の話など書かれてる。
解説のほうを先に読んでたら、マッケナが「波状型時間モデル」という理論に従って、計算して、歴史はらせん状の動きとみなされ、時間の終わりにあたるノベルティの波が2012年12月21日にピークとなることをみつけたそう。その日以降は別の時間になるわけで、マッケナいわく、「異なるものの融合、統合に向かう」というような話などは興味深いかな。
時間としてはもうすでにそこに入ってるわけだから。
ドラッグの話なのだけど、自然や植物と我々の意識の話になっているのは、もともとはドラッグというものが人間の意識と自然界をつなぐものであったからというだけなのでしょう。
現代人からするとドラッグというと、中毒性が強いとか白い粉で人を廃人にさせるなどのイメージが強いので。
今の私たちは幻覚作用をおよぼす植物を実際に試すわけにはいかないので(笑)、フラワーエッセンスがもしかしたらその役割として担うところがあるかなと思います。(人間の意識の進化を植物によって進めていくという点では)
副タイトルに「植物とドラッグ、そして人間進化の歴史再考」と書かれてありました。
あんまり表だって紹介する本じゃないかしら・・と思いつつ、フラワーエッセンスに関心が深い人は読んでもよいかなという本。