レディースディーで映画に行ってきました。
「風立ちぬ」ではなく、(笑) マイナーなドキュメンタリー映画。
私が知らなかっただけかな。
「よみがえりのレシピ」という映画。
山形県の失われつつある在来種作物をつなぐため生産している農家の方、それを復活させようとしている学者の方や料理人の方の物語。
すごく面白かった
食や農業の話はほんと面白いけど、こういうその土地特有の野菜は各地にあると思うけど、自分の県でもよくわからないから、山形なんてもちろん知らない野菜ばかり。
在来作物はおそらく京都や奈良は比較的残っているんじゃないかなー。スーパーなどでみた感じですが。実際、よその土地からくる観光客が多い土地だから、その土地の野菜はシェフたちに必要だし。
料理人というのはある意味、そうした野菜を現代にひきつぐ役割を持っているともいえるかも。
出てくるお料理も美味しそう・・。食べてみたい。
そういう料理を食べる機会が増えたら、やはりその野菜を自分でも購入して作ってみたいという風に需要が増えるだろうし。
「よみがえりのレシピ」に出てくるイタリアンのシェフの方は、自分の作りたいレシピのために食材を使うのではなく、食材にあわせて、レシピを考えるという風なことをおっしゃってたけど、それって食材の味を引き出すことが料理人の本来の仕事のように思います。
どれだけその食材を知っているのかが料理の味にも反映し、さらに料理人のエネルギーものっかって他者の口をとおして体内に取り入れられていくんですよね。
農作業をしている方の様子がたくさん映画の中で出てくるけど、ほんとかなりの重労働だなあ・・と思います。これだけのエネルギーを使っているのだから、返ってくるものがないとほんと大変。
植物もその土地特有の植物ほど外来種には弱く、絶滅種となってしまったものも多いですが、それを守る人はなかなか少ないですね。
作物なら、農家が守ることができるかもしれないけど。
香川県の在来作物も調べてみたいです。
食のこと、食材となる植物・作物を育てることに興味があるとほんと面白い映画です。
余裕があったらやりたいことにお料理教室に行きたいというのがあります。
バリ島で食べたお料理がとてもセンスがよくて美味しかったので、インドネシア料理を習いたいというのがありますが、中東あたりのお料理も興味あります。
野菜のことをいろいろ知りながら、レシピを考えるのも面白そう。