Around the garden

フラワーエッセンスプラクティショナーによる植物や自然と過ごす日常とエッセイ

日本の食を考える

もともとこちらのブログは食のことをもう少し書こうと思ってたけど、なかなか書けず・・。


最近ちらりと思ってること。

オーガニックや健康志向など自分もまわりも関心度はたかいけど、だからこそわかりにくいのは
それはかなり少数派なこと。


反原発が当然と思ってても、そうじゃない日本人も多い。


それを反映しているのが消費かもしれない。

オーガニックは実際そんなには売れていないのではないか・・というのはうちのすぐ近所のスーパーにはオーガニックの野菜コーナーがあるのだけど、かなりの頻度で見切り品にまわされる。
やはり価格が倍ぐらいするから。


日本は農薬使用が世界第二位だけど、日本の農地のうちオーガニックの農地を占める割合はたったの0.2%だ。

2010年のデータだけど、

アメリカは0.6
中国 0.34
オーストラリア 2.83
韓国 0.65
イタリア 4.54
スウェーデン 10.79
スイス 11.08
オーストリア 15.87


日本はそうとう低いし、自給率も高いわけではない。

そのうえ放射性物質が含まれる食品も出回るわけなので、日本人は食から健康を保つには全体としてはなかなか難儀なところ。


なにより変わるべきは病院や学校の給食で使われる食材だ。

デイサービスでの食事の質の悪さに文句を言っている高齢者の声を聞くこともある。

普通の飲食店は美味しくないとお客がこないからすぐに売り上げにかかわるのだけど、給食はそういうのがないため、限られた予算内で作ることがメインになり、いい食材で美味しく作ることがすでに難しい。

病院での給食は基本、味が薄いので、ただでさえ美味しくなくなるのだから、せめて野菜など素材そのものが生命力があり、味がしっかりあるものを使うべきだろうけど、それも予算の関係で出来ずにいる。


なんというか変な話。
お薬代にはしっかりお金がかかるけど。


それを利用する側が選択できることが大事になってきている。


学校給食ならお弁当、病院での食事も家の人が作って持ってくるとか・・作る人の負担がかかるけど。


専用のオーガニック給食出前なるものが出来たら便利でしょうね。。


そう考えているのももしかして少数しかいないだろうけど・・。


これだけ農薬漬けの野菜が出回る日本だからこそ、食物アレルギーの子供も多いのかもしれない。