Around the garden

フラワーエッセンスプラクティショナーによる植物や自然と過ごす日常とエッセイ

瀬戸内生活工芸祭・女木島会場で自然に癒される

快晴なので、めおん号に乗って、女木島まで行きましたよ♪

高松から船で20分と近いのに、な、なんと私は小学生のときの海水浴以来の女木島上陸(@ ̄Д ̄@;)

地元民ってそんなもんです。用事が普段ないので。

月曜でも土日のクラフトフェア目当てで旅行に来ている人たちか、かなり混みあってました。

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しかし、お手軽にすぐに自然に触れられるので、もう少しちょくちょく行きたいな。

ただ、男木島も経由する船だから、一日6便しかないのが不便。

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誰もいない砂浜・秋の海水浴場はとても気持ちよかったですヽ(゜▽、゜)ノ

ちょっと日差し暑いけど・・・。


まずは女木島の植物調査。山のほうへテクテク歩く。ほとんど人はいない。静か・・・。

対岸に高松の街が見える。

小さめの写真はクリックすると拡大します。




山は朝だったから、いたるところにツユクサだらけ。ツユクサの島のよう。



センニンソウもかなり見かけました。かわゆすラブラブ


珍しくダンギクが咲いてました。民家から飛び出してきたのかな。
しかも、こんな石の間からたくさん育っている。

ダンギクって面白いよね。形も色も。

しかし、キク科ではないの。クマツヅラ科(かっこしてシソ科とも書いているけど)ということで、あたたかい地方で育つようです。


暑いので、洞窟まではさすがに歩けないから、途中で引き返して、平日だけど、工芸祭の開催期間中は瀬戸芸作品も見られるので(通常は土日のみだったかな)、レアンドロ・エルリッヒさんの「不在の存在」を見に行きます。
写真撮影は出来ないので、写真はないですが、二つの部屋を使ってちょっと面白い作品になってました。

そして併設するカフェイアラでランチ。そのあと猫スポットを探すも猫は一匹もいない・・。(地図に猫スポットって書いてあったので)、男木島は猫島だからたくさんいるようだけど、女木島もいそうなものの暑いから涼しいところで寝てるかな。


やっと瀬戸内生活工芸祭のギャラリーへ。

海水浴場沿いの古い家でやっているのでロケーションが気持ちいい。


海沿いの小さな家も作品のひとつ。


空ってこんなに広かったっけと思うほど空と海が圧巻。

思えば常に建物か山の木などが視界にあって、さえぎるものがない空を見るのがかなり久しぶりな気がする。私は山より海派だなあと思う。

スペースの広さが開放的で、こころが自由になる。


一番の目当ては、岩谷雪子さんの作品でした。


岩谷さんは高知県在住の採取した植物をアート展示している作家さんです。

植物といっても種や枯れて形が残ったものなどその生命が終わるころのものが多いかな。

岩谷さんの作品エリアだけ写真撮影はできないし、しかも岩谷さん本人が自ら、説明と案内をしてくださるのですビックリマーク

面白かったーー!!


スズメノチャヒキでホウキ作ってたし、犬の毛を編んだところにオナモミくっつけてるし。

カラスムギの種を濡らして、たてらせると、回転するって知りませんでした。カラスムギの種は動くのです。

はじめからねじれがあり、雨などで濡れるとこの回転がはじまり、もごもご動くことで、自ら地中に入るそう。

面白いきゃ


しかも昔、宿場だった古い建物のそこはどうも女中部屋だったらしい小さな古いつくりのお家。
もうひとつの岩谷さんの作品はアンティークなお風呂場でした。

わからないような小さな植物が多いので、いつも目をこらしてみていないとわからないだろうなと思いました。

しかし、植物をアートにして仕事にできるってうらやましいですわ。

私もやろうかしら・・・。


そんなこんなで午後の2時すぎには家に帰っていたものの、半日の非日常が味わえて楽しかったです音譜

車がほとんど通らないので、すごく静かなんですよね、女木島。

高松からすぐなのに、島の時間があるのも癒されました。


瀬戸内生活工芸祭の女木島ギャラリーは明日が最終日です。