Around the garden

フラワーエッセンスプラクティショナーによる植物や自然と過ごす日常とエッセイ

オタク道

海月姫 コミック 1-15巻セット (KC KISS)/講談社
¥6,950
Amazon.co.jp
東村アキコさんの「海月姫」15巻まで読みました。


オタクな女子が主人公のこの漫画、オタクについていろいろ考えます。


テレビでフランスではオタクは日本と違って
「かっこいい」とか「おしゃれ」な人とみるようなことを言ってて、
さすがこだわりの多いフランス、オタクが暮らしやすい国かもと思いました。


とはいえ、日本は最近ではぐぐっと暮らしやすい環境になっているようにも思います。
しょこたんが出てきたあたりで、オタクでも可愛い女子がいるということで
オタクの幅が広がったのかも。


以前は漫画やアニメが好きな人のことをオタクと呼ばれていたように思うのですが、
海月姫」に出てくるオタクは

くらげオタク、三国志オタク、人形オタク、鉄道オタク・・と
特定の好きなものに傾倒している人のことを指しています。

東村さんは宝塚と韓流スターオタク。


とはいえ、この漫画を読んでるとオタク特有のオタク語的な言葉が
案外はいっていて、ふつーの人が読むとこの世界観に
はいりづらいかもしれません。
私は入れますが・・・(^_^;)

※オタク語って好きな世界の用語で日常をしゃべる感じかな。『●●の神が君臨!!』とか(笑)
しょこたんがわりとそういう言葉遣いしてるかな。


こういうのって占星学的にはどういう星の人が多いんだろ。

やはり天王星水瓶座が強いとか乙女座も以外とオタク傾向もあるし
11室や12室が強いとか。


そもそもオタクはどんな人かというと

・特定の分野のすごく好きなものがある。
・その好きなものは何度も何度も見たり、聞いたりすることができる(というより自然にそうしている)
・その特定の好きな物に関するものを集めずにはいられない。
・一度気に入ったら、どんどん深堀していく。(関連イベントに出かけたり、遠征に行ったり・・)


普通にジブリアニメが好きとかミュージシャンのファンですというのと
ちょっと違うのは
それを追求していく深堀かげんかもしれません。

私は一度気に入った音楽があるとずっとそのミュージシャンのCDをさかのぼって
聞き始めたり、サイトやブログを読んだり、ライヴに行ったりします。
もっとつっこんでくると県外のライヴに行くのとファンクラブに入るということがおこります。
(これ過去のことを考えるとだいたいそう)

一度はまった映画やドラマがあると
何度もリピート見する傾向が強いです。
昔は映画館に何度か足を運んでました。ビデオができる前です。

気に入った映画監督があるとその監督シリーズで見ていきます。
漫画も同じ作者を片っ端から読んでいきます。


昔、某アニメにちょっとハマってた時に
ネット検索してると海外が舞台のアニメですが、
ファンの人たちがそこを訪れた訪問記がけっこう見つけられました。(だいぶマイナーだけど)
その場所に行くというのはかなりファンである証拠ですね。



社会的にははみ出し者的な、社会不適合的な感じにみられがちですが、
(会話も自分の得意分野ならベラベラしゃべるのに、世間話は苦手で寡黙とか・・)
私は絶対的に得なことがあると思ってます。

それは

幸福度が高いこと

これさえあれば幸せラブラブというものがあるのですから。


それと私自身もオタクな人と話すのは好きです。
ふつうに面白いからです。
視点が面白いし。


実際、日本は東村アキコさんの漫画が人気なように
オタクな人が産みだしたものは支持されることが多いです。
スターウォーズだってオタク集団が作ったものになるだろうし。


オタクになれるほど好きなものを見つけられると
たぶん楽しいと思います。


私もいまは全然暇ではないけど、
若いときはオタク道で、お仲間とわいわいやってたときの楽しかったことビックリマーク
その特定の話だけで何時間でも話せるし
妄想しまくってて、漫画描いてましたから。


そんなこんなでオタク人口は増えているのかわかりませんが、
だんだん生息しやすくなっているような気がします(笑)