7泊8日で、後泊に1泊高級ヴィラにお泊り。
まとまって自分のために休みをとって100%楽しむことに実は抵抗がある。
こんなに何度もリトリートへ行っているのにもかかわらず。
今回は特に少し長かったので。
基本、研修として参加はしているものの、何かを習得するわけでもなく、自由な枠組みである。
この「研修」ということで外へ出られるというのもある。
100%自分が楽しむために、時間をとって与えるというのは実はなかなか難しいことなのだと思った。
結果とても楽しく過ごしているのだけれど、いいのかなという自分が必ずいる。
これはかなり親からの影響が強い。
今回のリトリートで「このリトリートはケアテーカー(ケアをする役目の人)である人間が自分のために時間を使い、楽しむためのものだ」ということを師が言っていた。
自分が心から楽しみ、豊かに与えることができないとクライアントに自分に与え、楽しんでいいのだということを伝えることができない。
あまり自分をケアテーカーとは思ったことはないけれど、自分のためにケアすることは後回しになっているようなところはあるなと思う。
ケアテーカーのためのリトリートと言われながら、リトリート中に体調マックスで悪くなり、まわりをケアテーカーにさせてしまって、また落ち込んでしまったりした。
バリ島では「受け取ること」「自分に対して与えること」のレッスンをおこなうには適していると思う。
特に最後の豪華ヴィラの1泊はすごい充実感だった。
他者に対してケアしていくことのために自らのエネルギーを充実させるには消費が大きいほど、ケアから離れて自分を満たす時間を取らなければならないとつくづく思った今回の旅だった。