8回にわたってNHK-BSプレミアムで放送された「長谷川潤 ハワイを踊る」が終了しました。
フラについてのことが非常に大切なことまで紹介されていて、感激でしたo(〃^▽^〃)o
代々、火の女神ペレの神話をフラカヒコとして踊り続けたナラニ先生のハラウで、ハワイ島出身の長谷川潤がフラのレッスンを受けて、ペレのカヒコを踊り、儀式として最後に仕上げるまでを8回にわたって番組は作られていました。
ハワイの神話を毎回、紹介。長谷川潤さんが踊るカヒコの振り付けもすべてわかるようになっていて、ひとつひとつの意味やメレの意味まで説明。
関連する植物のことやその扱い方、レイの作り方、楽器のことなどもうカヒコのすべてが盛り込まれていて、永久保存版です
ハラウのスタジオの中にあるラカを奉った祭壇があり、そのラカに捧げるための儀式の準備も、シダを取るときに許しをこう祈りのメレを唱えてからいただき、自分のポジティブなエネルギーをこめて、シダを編む。
そうしたひとつひとつ、神聖なものとつながりながら、自然と一体化し、踊るというところになにより一番惹かれたものでした。
見逃してしまった方は、もし再放送があれば(必ずあるような気がする)必ず見てくださいね。
オンデマンドでも見られるとは思うけど。
さて、この番組でも取り上げられていたフラの聖地のプナですが、最近はエココミュニティとしてかなり広まってる感じがありますね。日本人もいらっしゃるようです。
特にこの本が出てからより有名になっているみたいです。
ヤナの森の生活/WAVE出版
¥1,680
Amazon.co.jp
ローフードなど食べて、ジャングルの自然の中でかなり原始的な生活に近い感じで暮らしている人々です。パーマカルチャーとして農園もあったり。
やー、素敵な生活♪と思う一方、閉ざされたコミュニティの中で社会から離れ、それでいいのかなというのもかなりあります(;´Д`)ノ
1年以内の滞在で自分を癒すとか見つめるとかならよいかもしれませんが。
フラやネイティブハワイアンの人たちの中にみられる自然や聖なるものへの接し方やつながりというのが、非日常の中だけではなく、普通に社会の中で日常をおくる私たちの中でも感じることができるのが一番の理想だなと思います。
そのためにときどき、非日常の中へいくのもいいと思います。
可能であるならば。
ただ、非日常に行くことがメインというよりは、日常の中に戻ってもそのエッセンスを活かせることがポイントかもしれません。
植物の中に宿る神なる神聖なものというフラの見方を現地で体験し、感じることができたのなら、きっと都会の中にある植物にも同じように感じることができるかもしれないし、自分の中にある自然と調和されたままでいられるかもしれません。
昔、ハワイ島リトリートでちょっとその原始的環境に近い感じの施設に滞在していたことがあります。シャワーもトイレも外にありました(笑)
真っ暗で夜は何も見えません。
カエルの声がすごいです。ただ、ただっぴろい自然の敷地の中に1週間近くいました。
せいぜい普通の社会人が非日常にいけるのは1週間ぐらいかなとは思いますが、それでもかなり違うと思います。
長谷川潤ちゃんのような経験もすごいなーと思いますが。8回シリーズとはいえ、一回が1日のようだったので、たった8日だったのかな。
話がちょーっとずれましたがσ(^_^;)、こちらにナラニ先生のインタビューがありました。
「祖先の記憶」が夢にあらわれるというお話はとても興味深いですね。
ハラウ・オ・ケクヒの「Holo Mai Pele」
私もDVDを持っていますが、youtubeで少し見れるのでこちらに貼り付けておきます。
こんなん見るだけで軽くトランスになりますが、わたしは(;^_^A
今はフラをやっていないのですが、フラには時々触れていたいなあと思いました。
追加・・ハワイの原始生活に若干あこがれるのは、あきらかに「LOST」の影響ですが・・(笑)