何の予備知識もないまま、見に行ったトム・クルーズの新作。
後で日本人の原作と知る。
とにかく・・ぐいぐい見てしまうのだが、見る前はじつは、最近朝早く暑いのとセミの声で起こされるからすごく眠くて、映画みて寝ちゃわないかと思ってたけど、めちゃめちゃ覚醒してしまった。
これはある意味こわい映画だ。
このスピードの速さは映像を確認できない状態でどんどん進む、リアルなスピード感だ。
ゲームをやらないからわからないけど、ゲームの速さってこのテンポかも。
本当は3Dだけど、それで見なくてよかったと思う。
3Dじゃなくても見終わった後、交感神経がさえて、これ何時間も見てたら脳が変な感じになりそうだった。
そしてリアルな戦争の現場もこのテンポかも。精神やられるわ。
しかしこの映画は何度も何度も殺し、殺され、リセットされる。
このリセット感が一番こわい。
最近の変な事件やニュースで出てくる犯人は常識をこえて、バーチャルの中にいるような人が多いのはこういう影響もあるのでは?と思ってしまう。
日本の映画やドラマはまだこのテンポではないけれど、アメリカの映画やドラマはどんどんスピード感覚が早くなっている感じはする。アメリカのここ10年くらいの映画やドラマをみていると、その中の火星の要素がより強くなっている感じが非常にこわい。
この映画を見たアメリカ人が戦争へ行くとなるとよけいに。
しかし別の見方をすると、何度も同じことをやり直すことでどんどん進化することを具体的に見れるかもしれない。
いいほうで使っていきたいものだ。
今のタイミングでこの映画をみてしまったから、こわく思うんだな、きっと。。