Around the garden

フラワーエッセンスプラクティショナーによる植物や自然と過ごす日常とエッセイ

映画「ラビリンス」

ラビリンス 前編:指輪が導く十字軍との決戦 [DVD]

ラビリンス 後編:受け継がれし守護者 [DVD]

 

カルカッソンヌを舞台にしたカタリ派の話というだけで見た(笑)

ツタヤになかったので、中古DVDを購入。

 

話の内容としてはまずまずな感じだけど

自分が行った場所が映画の舞台になっていることで

場所の風景とかに注目してた。

 

お話は現代の女性が主人公なんだけど、

彼女は実は800年ほど昔カタリ派の女性の血をひき、

さらに過去生の女性でもあるという設定。

 

過去と現代の行き来しつつ、話は進む。

聖杯伝説をもとにしているのだけど、

カタリ派の信者が立てこもっていた城・山から

秘宝を持ち出したという話が実際にあるらしい。

 

映画では3冊の本があって、数字の本とか薬の本、言葉の本

薬の本はちらっと本の中身が出てくるけど、

言葉の本ってどんなものだったのかな・・。

 

その言葉の本を主人公の女性が隠すのが

カルカッソンヌのサン・ナゼール教会の後ろのほうの

レンガのひとつをはずしてその中に。

 

あの、教会行ったなあと・・。

カタリ派の人々が生活していたときからあるんだなあなんて

思いつつみてた。

 

で、後半では最後の砦といわれるモンセギュール城が出てくる。

このお城もかなり高いところにある感じ。

また、ネットで調べると

カタリ派のお城の中でもかなり急な上り坂らしい。

 

私が訪れたケリビュス城とペイルペルテューズ城は

行く前から

「かなりきつい登り」とか「体力がいる」

と聞いてたので

大丈夫かしら・・と思ってたけど

わりと大丈夫だった。

 

でもモンセギュール城に行った人のブログを読むと

他のお城は風景を楽しむ余裕があったけど、

ここではなかった的に書かれてあったので

さすがに最後の砦なのかも・・。

 

映画の舞台としては使いたくなるというのはわかるような気がする。

 

しかし、フランスが舞台なのに英語というのも

なんだか変な感じ。

アメリカ映画だからしかたないけど。

 

フランス人視点のカタリ派の映画とか見てみたい。

とはいえ、フランスでカタリ派のことを興味深く思っている人って

少ないのかな。

 

f:id:chietiara:20160814105726j:plain