Around the garden

フラワーエッセンスプラクティショナーによる植物や自然と過ごす日常とエッセイ

宮島への旅その4

翌日は雨だった。

弥山に登れてよかった、けっこう雨風が強く

ロープウェーも運行中止していた様子。

この日はお昼くらいまでいくつか近辺をまわる予定。

厳島神社

朝いちばんに行く。ちょうど潮が引いていた。

まだ観光客も少ないのでゆっくりみれる。

入ってすぐ。

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すぐ右側にあるこちら(なんていうものなのかしら)

を右左に振ってお祓いしてから行くようになっている。

少し進むと左手に有名な鏡池がある。

この池は潮がひいたときにしか見ることができない。

だから、干潮のときに行くのがオススメかも。

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涸れることがない海からの水が湧き出る場所。

その水の流れは海へと川のように流れている。

もっとも神秘的といえる風景。

 

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本殿のお参りをする。

3人の女神がまつられている。

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高舞台ごしの大鳥居。けっこう雨が降り出した。

 

神社の中はシンプルにあとは奥に大国神社、天神社がある。

大鳥居の近くまで歩いてみる。

 

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逆に向くとこんな感じ。山に霧がかかって幻想的。

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■大願寺

厳島神社のすぐ隣にある大願寺にもぜひ足を運んでおくとよい。

非常に大きなビャクダンで作られた不動明王さまがいらっしゃる。

日本三大弁財天のひとつらしく。

商売繁盛とか芸術の神様としてのご利益もあるとか。

 

■歴史民俗資料館

実は大元神社近くのモミの自然林のところまで行きたかったけど

かなり雨が降り出してそこまで歩く元気もないので

こちらの資料館に入った。

しかし、案外と見どころがあった。

厳島神社の歴史とか宮島の歴史を知るのにも役立つと思う。

宮島の古い町家もそのまま見ることができて

神棚もみることができる。

宮島の神棚は戸棚などの上にあり、その上に天井がないような

配置になるそう。

ほぼここまで見ていく観光客も少ないので

かなりゆっくり見ることができる。

 

■本山大聖院

空海が開祖したこちらのお寺も行って見たかったので

行ってみた。

少し上がるので晴れてたら見晴らしもよいだろう。

こちらのお寺随分いろんなところにご利益がある

なんとかがありすぎて、お賽銭目当てじゃないのか?

と疑いそうな感じではあるが、

全部まわるには案外大変な感じ。

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ここで公園を歩いたり、山の茶屋でお茶したりしつつ

雨が落ち着くのを待ち、再び大鳥居のところにいく。

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だいぶ潮が満ちてきていた。

こうして潮の満ち引きをいろんな時間で見るということが

普段あまりないので、とても面白かった。

こういう建物があるからこそ、

その様子がよくわかるようにも思う。

もとはあの鏡池しかない場所だったかもしれないけど。

 

■ 食事どころ・カフェどころ

ちなみに宮島は外国人が多いからなのかどうか

わからないけど、コーヒー店がとても多い。

2か所立ち寄ったけど、一番行きたかったところの場所が

よくわからず、帰りに車で送ってもらうときに

通ったので、とてもいい感じだったから

行きたかったなー。

けっこう歩くことが多いから

そこまで歩くのがめんどくさくなってしまうが

古い町並みのあたりがあり、そこの感じもステキだから

余裕があればぜひ歩いてみてほしい。

 

お昼ごはんはホテルの近くで毎回通る度に気になってた

ダイニングに入る。

こちらは夜もやってたみたい。

お腹の調子がいまひとつなので

わかめうどんとミニアナゴ丼のセットを注文。

宮島はアナゴめしが有名だけど

たいていお値段が高い。(2000円~)

こちらではアナゴめしでも1000円くらいだったかな。

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たいていの観光客は厳島神社か弥山で終わってると思うけど

いろんな観光案内のところにある

案内図(自然散策路がのっているやつ)を手に入れて

ガイドブックには書いていない自然散策にも

時間に余裕がある方は歩いてみてみるといいと思う。