Around the garden

フラワーエッセンスプラクティショナーによる植物や自然と過ごす日常とエッセイ

タイ古式マッサージ&スパ@パタヤ

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楽しみだったマッサージもいくつか受けてきました。

日本ではりらくるなどあん摩っぽいリラクゼーションマッサージが60分3000円くらいになっているのがおそらく最安値かと思います。

ところがタイでは安いところで2時間2000円程度です。

気にせずに毎日受けられますね。

 

今回は安いところとゴージャスなところの両方受けてきました。

 

安いところはホテルのすぐ近くで

夜しか時間が自由ではないため、時間がなくて初日は1時間のタイマッサージ。

実はタイマッサージは過去に一度受けたことがあるけど

そんなにいい印象はなく終わってました。

しかし、1時間でもかなりスッキリ!

上手でした。

翌日も同じところでハーバルボール2時間を受けました。

タイマッサージ2時間というメニューがなぜかなく。

最初はタイマッサージをして、後半ハーブボールでした。

上手だったのですけど、おばちゃんに難ありで(笑)

冷房がきかず(私的には寒く無くてちょうどよかったけど)

文句たらたらでチップせがまれるという(-"-)

まあ、タイ人の一面をみることができて今となってはいい経験でした。

 

3日目は待ちに待った高級スパ。

うわさのオアシススパです。

送迎してくれて、ちょっと郊外の静かな住宅地のようなところに

たたずむ一軒家。

街のマッサージ屋とは大違い。

おそらく日本人が多いと思います。

日本語の記入用紙を渡されました。

30分のハーブスチームバスに2時間のハーブボールとオイルトリートメントをお願いしました。

スチームバスがあるのは更衣室やトイレもある広い空間。

外に水風呂があり、すぐ横にスチームバス。

紙パンでその両方を行ったり来たりで30分。

けっこう暑かったです。

帰りがけに写真を撮りました。

下にレモングラスのようなハーブがあります。

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その後、お部屋に案内されて2時間のマッサージ。

ハーブボールがやわらかくて、ここちよく、

マッサージもすごくよかったです。

なかなかのテクニック。

お客様への対応も満点。

さすが高級スパ。

紙ショーツもネット状のフィットするもので今までみた紙ショーツとは違うし

オイルも香りがしていたものの、終わった後いっさいの拭き取りはないのに

まったくべたついていないのは驚きました。

また機会あったら受けたいです。

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こちらの施術者にチップを渡したいと思ったものの

すぐにどこかへ行ってしまい、出てくることはなかったです。

前日のチップせがみおばさんと大違い!

マッサージ後のお茶もかわいいこと。

フルーツを丸くくりぬいたものです。

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ちなみに料金は少し安くなるディスカウントのコースを頼んだので

(といってもサービス料がまあまあついてます)

トータル2時間半で15000円くらい?もっと安いかな。

 

そして最後の日はお買い物にも行きたいので

出かけずにすむ宿泊ホテル内にあるスパを利用することに。

5つ星ホテルなので、スパも高級価格なのですが

1時間のフェイシャルを頼みました。

宿泊者は20%オフでそれでも8000円程度かな。

こちらのスパは植物がたくさんある中庭に面していて

奥にお部屋がずらっと並んでいます。

ベッドのある部屋の奥にソファとお風呂、トイレがついてます。

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かわいい作りです。

 

実はフェイシャルって日本でもほぼ受けることはなく、

そうとう久しぶり。

何を塗っているのかわからないけど(笑)

頭や首回りもほぐしてくれるから気持ちいいです。

最後のほうで激冷タオルをのっけられたときは驚きましたが。

 

後で日本では同じサービス受けようと思ったらどのくらいかかるんだろうと

調べたら東京のマンダラスパなどで

フェイシャル70分24,000円

ボディ80分23,000円、2時間くらいのコースだと3万円以上

という感じでした。

日本の約半額かそれ以下というところでしょうか。

 

こうしてスパやマッサージにお金が使えるのも

滞在中の食費がほとんどかかっていないこともあります。

(ホテルでの朝とお昼はすでに前もって支払い済なので

現地では夜に食べるくらい、でも一食200~300円くらいですむ感じ)

 

技術的には安いところでも上手な人はいるけど

対応の仕方がまったく違うのが価格差ですね。

施術者の対応や施設、使われるオイルやリネンなどに差が出るようです。

日本も同じかな。

 

 

オアシススパはバンコクチェンマイパタヤにありますので

近くに行くことがあればぜひ行かれてください♪

 

 

 

 

タイスイーツあれこれ

同じアジアなのにスイーツは違うのです。

日本の和菓子より全然好きです。

はじめての海外旅行は香港でしたが、

香港で食べた揚げ菓子が異様にうまくて、なんで日本にないんだと

残念に思ったことがあります。

 

タイのお菓子でみんなが大盛り上がりだったのがこれ。

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見た目、インスタ映え間違いなしですが、

味も美味しくてびっくりです。

ルックチュップというお菓子。

豆の粉をココナッツミルクで練ったやつのよう。

まわりはゼリーで固めて、野菜や果物の形に仕上げる職人さんがいるみたいです。2、3回出してくれました。

楊枝がさしてあるのでそこを持って食べやすいです。

 

タイのお菓子は基本一日しかもたないので

お土産には向かず、保存できないから持って帰れないのが残念。

 

ショッピングセンター内でお店を出しているY先生お気に入りのお菓子屋さん。

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売り子さんも若い子ばかり。

こちらで有名なあのマンゴーのお菓子を購入。

注文したらその場でマンゴーを切っていき

もち米の上にのせて、別添えでココナッツミルクをつけてくれます。

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ホテル帰ってから、その上からココナッツミルクをかけて食べます。

もち米が日本のものと違ってタイ米のもち米だから

そう胃もたれするような感じではなく、塩味のようなものがついてて

食べやすいです。

マンゴーともち米とココナッツミルク・・考えたら不思議な組み合わせですが。名前はかわいくカオニャンマムアン。

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研修中、午前のお茶の時間、ランチのとき、午後のお茶の時間に

何種類ものスイーツが出されます。

こんなにーーと思うもののサイズが非常にプチなので

なぜか食べられてしまう(笑)

 

最初のランチの後に出されたスイーツ。

テーブルの人数とお菓子が数が合っていないところがタイ・・(笑)

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黄色いやつはサンダルウッドのような香りがついてて

上のほうの黄色いやつは薔薇の香りがついてるやつだったかな。

 

ちなみにフルーツも朝、昼、お茶タイムに必ずあって

南国フルーツの酵素がだいぶ取れたかも。

手前の白っぽくて黄色い皮がついてるのはグァバ。

生のグァバはじめて食べました。毎日出てます。

しゃりしゃりして美味しい。

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これはスーパーにてココナッツを綺麗に削って

ストローさして果汁を飲むというもの。

つやつや。これも購入して飲みました。

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このイカスルメみたいなやつもデザート。

何でできてるんだっけ。美味しかったです。

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休憩時にはよくサモサやパイも出されました。

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緑のはもち米に色をつけたやつ。

真ん中のはバナナの餡のようです。

そしてココナッツミルク寒天

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全体に甘すぎなくて、食べやすいです。

日本の和菓子がかなり甘いのは

渋いお茶とあわせるためなのかもしれません。

お茶の文化がありますから。

 

タイでもお茶屋さんに緑茶がありましたけど

基本はお茶は甘くして飲むらしいので

スイーツもそんなに甘くなくてもいいのかもですね。

タイごはんあれこれ

タイには研修で行ってきたので、観光ゼロだったのですが、自然と楽しみの割合としてごはんは大きく、もともとタイ料理好きなので

もりもり食べてきました。

その中でいくつかご紹介。

ちなみに行く前にこの本を購入しました。

タイ行ったらこれ食べよう!: 地元っ子、旅のリピーターに聞きました。

まず初日一番に食べたものはこれ。

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すみません、着いてすぐのごはんにありつけたので

気づくとすでに食べてて、写真を後から撮ったという(笑)

カオマンガイですね。

このパクチースープがめちゃ美味しい!

ライスはバタフライピーで色づけされているそうです。

ソースは2種取ってみましたが、青いやつがかなり辛いけど美味しい。

ホテル近くのショッピングセンター内にあるフードコートにて。

カードを購入して、自分が食べたいところに行ってカードを使ってごはんを買うシステムのようです。余ったら返金もしてもらえます。

細かいお金のやり取りがなくて便利ですね。

 

宿泊ホテルは5つ星のホテルで朝とお昼はそこで食べましたが、

とても美味しく満足でした。

朝はバイキングでベジタリアンメニュー、様々なパン、卵料理

サラダ、ヨーグルト、フルーツ、麺コーナー、チャーハン、お肉、お寿司といった感じ。

お寿司とパンは食べることがなかったです。

私が食べてたのはこんな感じ。

オムレツは作ってもらえます。麺は3種類くらいの中から選べます。

私はバミーと中華麺を食べたかな。

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ランチはタイ料理であまり辛くないように頼んでいただいてたので

日本人にはとても食べやすいものだったと思います。

思ったよりパクチーは使われていませんでした(>_<)

最初のランチに出たマッサマンカレー

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とにかくお皿が5皿くらい出てくるので取るのが忙しい。

全部取ってこんな感じ。ライスはジャスミンライスです。

タイ米はさらっとしているので日本のお米よりもたれにくいかも。

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フィッシュソースは別添えで、好きなだけかけて食べます。

基本海の近くなのでシーフード率が高いです。

えび、かにが大好きな私としてはうれしい。

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これ美味しかったー。パクチーもちょっとのってるし。

春雨の中にもコリアンダーシードが入ってて美味しい。

えびはかなり大きいです。

カニのカレーであるプーパッポンカリー出ました!!

旅行前にみたNHKのちょい住みバンコクでも出てたので

ちょっと食べたいなあと思ってました。

全然辛くなく、カレーというよりカニと玉子のおかずという感じです。

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この写真の右側もカニのすり身の詰め物的なお料理。

左はよくあるえびの春雨サラダ。辛めでとても美味しいです。

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お野菜も綺麗に盛り付けされてて美味しかったです。

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あまりに昼もボリュームあって、クラスの間におやつもあるので

夜はそんなにお腹が空かなくて夜ごはんを食べにいったのは3回くらいでしょうか。

こちらもフードコートで頼んだソムタム。

野菜の和え物ですが、その場ですり鉢のようなものに次々と調味料や野菜など

入れて作ってくれるので毎回違うものになっていそう。

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青パパイヤがベースで私はノンスパイシーで作ってもらいました。

卵入りのものにしたので玉子は半分入れてすりすり混ぜてたから

卵の黄色い色もソースに混ざってるかも。

 

タイスイーツについてはこれだけでひとつの記事にまとまるかわからないくらいたくさん写真があるので(^^;)別記事にて。

お料理についてはシーフード以外にきのこ類もけっこうよく使われていました。

辛みの他にたいてい酸味が加わっていることが多いです。

やはり暑い場所だけに食の傾向が面白いです。

インドネシア料理も美味しかったし、インド料理も大好きですが、

スパイスやハーブをよく使ってあるのは変わらないのに

それぞれの国で味の傾向が違うのは楽しいですね。

BOOK「やまぐちめぐみ作品集」強さと傷つきやすさ

やまぐちめぐみ作品集

 

高松は小さな個人書店がいくつかあり、行きたいと思っていた本屋ルヌガンガにようやく訪れた。

昔なら、そういう場所はすでに常連になってそうだけど

随分出不精になっていた。

ルヌガンガさんは思ったよりも広いスペースだった。

よくイベントをやっていて瞑想教室に興味があったけど、

ネットで見たらすでに満席の様子。

中で話している人たちの会話がすでに文化的 (笑)

 

一通り、置いてある本をいろいろ見ていく。

趣味のいい感じ、知的な好奇心を刺激する感じもあり。

その中でひとつ手に取り、これは買うべき本だと思ったものがあった。

 

それが「やまぐちめぐみ作品集」であった。

めぐみさんの作品はわたぐも舎さんで彼女が亡くなられた後に展示をされてて

見に行ったことがある。

彼女は2015年の9月に49歳という若さで亡くなった画家さんだ。

 

ツイッターでもお見掛けしていて、時々読んではいたが、

亡くなられたというのを聞いてちょっと驚いた。

 

本を見てみると私とは1つ違い。同世代だった。

50歳手前でこの世を去らなければならないなんてどんな風だろう。

しかし、彼女にはしっかりとした足跡があり、

たくさんの作品を残された。

 

めぐみさんの作風はかわいい感じの青い目をした女の子の絵が多いけど、

ただかわいいイラストという感じではない。

同世代ということを知り、ある意味同じ時代を生きていたとしたら

昭和独特の何かも感じられる。

私には絵を見ると実は苦しい。

 

これはどうしてなんだろうと思ったけど

よく似た絵があるとしたら

いわさきちひろさんの絵ではないだろうか。

ちひろさんの描く女の子もとてもかわいい。

しかし、かわいいと同時にはかなく、

彼女の場合戦争体験や戦争から平和への思いが込められた作品があるせいか

ずっしりとした重さを感じる。

 

めぐみさんの絵も少し近い。

絵から伝わってくるのは芯の強さ

これは彼女自身だろう。

 

本にも書かれてあるけど、20歳で結婚して子供もいるのだけど

31歳のときにすべてを捨てて大阪から上京されたと。

 

それだけでたくさんの重い感情やつらい過去を持ってそうとも思われる。

そして絵を描くようになってめきめきその才能を発揮していくときに

難病を発症。病気との闘いの中、絵を描き続けられていた。

 

その強さはどこからくるのか。

 

そして彼女の描いたものから伝わるもうひとつのものは

繊細で傷つきやすい、壊れやすいもの。

これもちひろさんの絵にも通じる。

 

でもそれはもっとも強いものを秘めている。

 

途中、シャガール風な絵にもなっているけど

なんかずーっと見てしまうんだなあ。

 

繊細で傷つきやすい人にとってめぐみさんの絵は

入口になり、その中で癒されていくのだろう。

 

よくその人の人生は長いか短いかは関係なく、

人生の中の質を問われる。

短くても情熱を注いで、自分を生きていられたのなら

幸せだったかもしれない。

彼女の人生ってなにもかも捨てて、上京して自然食レストランで働いてた

そうだけど、そういう食との関わり、同じような芸術的な人たちとの関わりとか

よしもとばななの小説のよう。

ばななさんとつながりのある奈良美智さんや原マスミさんとの交流もあったようだから

そのままばななさんの世界っぽい。

 

絵を仕事にするというのはけっこう難しいと思う。

しかも、その絵がすごいと思わせる絵というのは

テクニックではない。

その人自身を通して蒸留されたエッセンスが

どれだけ響くのかというところにかかっているようにも思う。

 

 

みんぱくへ行く

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関西に出かけていくのには

ずっとみんぱく、国立民族博物館にまた行きたいというのがあった。

 

過去2回行ったことがあるけど、そこまで行くのが

ちょっと離れてるからけっこう気軽にという感じでは行けなかった。

見るのもすごく時間かかるしね。

 

で、やっと行ってきた。

春休みとお花見で平日なのにすごい人だったけど。

かなり久々の太陽の塔

裏側の黒い太陽をはじめて写真に。

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博物館のほうはそんなに混んでるわけではないので

ゆっくり見ることができた。

これ全部まわるのはすごく大変なの。

世界各国のいろんなものがあるので。

 

しかし、オセアニアからアメリカコーナーに入ったところで

いきなりシャーマニズム関連のものがあり、

じっくり見たいけど、首の付け根がすごく痛い。

荷物のせいかとも思ったけど、目の前には呪いの道具みたいなのが

あって( ̄д ̄)、、これのせいじゃない??

と静かに遠ざかる(笑)

アメリカ先住民コーナーでは

ネイティブの女性の衣装のビーズで胸のところに花模様を作ってるのが

すごくかわいくて、自分の服としてほしいくらいだった。

 

今回じっくり見たいもののひとつがアイヌコーナー。

いろいろ面白かった。

白老のアイヌ博物館よりもすごく大きなウバユリ団子があった。

 

随分昔、20年以上前にみんぱくへ行ったとき

ミュージアムショップのアクセサリーコーナーがすごかった印象があったけど

今回はあんまりなかったな。

そのときに高いけど、気に入って購入したネックレスは今も持っている。

 

ここにはビデオ視聴のブースがたくさんあって

いろいろ見られるんだけど、

そして見ている人もほとんどいないけど

そこで私はアイヌの熊送りの儀式とフランスの黒い聖母の巡礼というのを

少し見た。マニアックな番組(笑)

 

敷地が広いので歩くのが疲れるけど

とりあえずみんぱくに行けて気が済んだ。

少し前までやってたアイヌの木彫り職人の藤戸竹喜の世界っていうのを

見たかったんだよね。

 

夏にはアーミッシュキルト展があるみたい。

これ気になる。

 

もっとアクセスが便利だったらなあ。

 

 

映画「光」・みることと共有すること

光 スタンダード・エディション DVD

 

河瀬直美という映画監督さんはいま生きている日本の映画監督の中で

実は一番好きである。

 

「光」は映画館で見に行けなかったので、DVDで鑑賞した。

 

主人公は視覚障害者のための音声ガイドを作る仕事をしている。

モニターさんを通して、作りながら、実際に障害のある方の意見を聞く。

 

そこで言われることは

「主観を入れてはいけない」

「細かく説明しすぎて、映画の余韻を残していない」

「説明が足りな過ぎてもわからない」

 

映画という個人によってどのようにその映像をみるのかわかれるような

ものに対して、言葉によってその形にならないものにあえて形を与えて、

伝えるという仕事なのだ。

そんな世界を知らなかったのでとても興味をひくが、

これは他のことにも置き換えられるようにも思う。

 

そこで言われた視覚障害の方の言葉は

映画の中に入り込んで、体験している

そしてそこに横たわっている私たちにはとらえることが

できないようなもっと大きなものが映画にはあるというような

ことをおっしゃられていた。

 

フラワーエッセンスの花の性質をあえて言語にする

というのと何か似ている。

 

見える人からすると見えているものだけを伝えようとする。

しかし、見るというのは実はそれだけではないのだ。

 

主人公の女性は自分には見えていないものを

視力を失おうとしている元カメラマンの男性によって

彼が見ている世界を体験していく。

 

とにかく河瀬監督の描き方は内面の表現の仕方がうまい。

後で気づいたが、このDVDは音声ガイドがつけられるようになっている。

この映画をガイドなしで見たけれど、

こんなに言葉で表現しにくい世界をいったいどんな音声で語られているのだろうか・・と。

もう一度ガイド付きで見るしかない (笑)

 

最後は泣ける。

まだ3月だけど、今年見た映画の中では一番こころに触れる映画だった。

 

身障者と健常者の間の壁のようなものを主人公は感じるが、

それは他にも男と女とか人種とか

結婚している人としていない人とか

貧しい人と裕福な人など

すべてにおいて異質なものが存在する世界に私たちは生きている。

その中で共有するものを探すこと。

これがきっと主人公の女性がたどり着いたところではないだろうか。

 

彼女自身も闇を持つ。

目は見えているけれど、こころの闇。

そこから見出すべきものは光しかない。

 

だからそこに泣けるのだ。

誰もが持っている、経験している闇があるならば。

 

自分の内面も含めて、相手の世界を理解しようとするのは

すべての関係性では必要なことなのだ。

 

 

最近見たドキュメンタリー

ドキュメンタリー番組を見るのが好きですが

最近録画してたのをいくつか見ました。

すべてNHKですが。

 

「世界で一番美しい瞬間 森の民 女神を祝う時」

これは中国の少数派民族トン族の暮らしの様子など取材されていた番組。

ここでは旧暦の正月におこなう若い女性たちの祝福の催事がメイン。

そのときには女性たちは綺麗に民族衣装で飾り、

祝いの食事の支度はすべて男性たちがおこなうという。

トン族特有の料理が出てきたのが印象的。

とくにドクダミの根っこを使った料理があり、面白い。

少数民族の自然とともに生きる暮らしや生き方には

近代的な暮らしにはないものがたくさんあり、興味深い。

 

「ヨーロッパ黒猫紀行」

ちょうどねこの日に再放送でやっていた番組。

イギリス、フランス、イタリアでの黒猫の歴史がすごく面白かった!

イギリスではわりと好かれている黒猫だけど、

イタリアでは今でも黒猫への虐待があるそう。

カトリックと黒猫の対立は異教徒が魔女として黒猫も排除しようと

されてきた歴史からあるようで。

過去に大量の黒猫が抹殺されたそう。こわい・・。

黒猫に生まれたというだけで。

フラワーエッセンスを作った英国の医師エドワード・バックの弟子である

ノラ・ウィークスは黒い猫を飼っていてその猫の写真が

バッチセンターにあったのを思い出す。

私は黒猫を飼うのが夢のひとつなのに。(足のとこだけ白いやつがとくに)

ということで番組の視点が面白く、興味津々だった。

 

「銀嶺の空白地帯に挑む~カラコルム・シスパーレ~」

アルパイン・クライマーの平出和也さんはすでにYouTubeで見て知っていたのでこれも再放送だけど、すかさず録画。

めちゃめちゃ見ごたえあった。

ただ、人のお話を伺うものではなく、リアルな実際の体験の動画だから。

過酷の雪山登山を頭にとりつけたカメラで常にリアル目線の状態で私たちは見ることができる。カメラのすごい発達のおかげだね。

ほんとにすごかった。

こんなに見ごたえのあるドキュメンタリーは久しぶりかも。

標高7000メートルとか酸素の薄い中、ほぼ垂直のような雪の岩盤を登るんだから。

登山は計画と現場はやはり違うということが、実際に人生を歩むにあたっても

同じだなと思った。

問題は現場で計画と違うときにどのように対応していくのかということだ。

それが乗り越えていくための知恵と経験なのだな。

 

 

「父と子のアラスカ~星野道夫 生命(いのち)の旅~」

この番組が見たいのに何度も見逃してしまって・・知ったときには

すでに終わってたを繰り返し、やっと見ることができた。

星野道夫さんの息子は最近、よく似た顔の人が多いなと思う。

真子さまの婚約者の方とかスケーターの宇野昌磨さんとか、

ミュージシャンの藤巻亮太さんにも似ていると思うのは私だけ?

父親と関わった人を訪ねてアラスカで、自分がこれから何をやっていくのか

を考えるというのではいい旅だと思う。

でもテレビ番組になってるから難しい部分もあったろうけど。

 

これからもいいドキュメンタリーを期待しております。