Around the garden

フラワーエッセンスプラクティショナーによる植物や自然と過ごす日常とエッセイ

読書日記

いつか一人になるための家の持ち方、住まい方

自宅にいる機会が多くなり、家に関する本とかミニマムに暮らすことに関する本が随分出ている。 最近、考えるようになったのは親が亡くなるのもそう長くはない。 (といっても100歳以上生きる人も多いけど・・一応いま90近く) 少なくとも10年先くらいには亡く…

人がバズるということ

漫画「王様ランキング」の作者の方の自分の作品が世の中で知られるようになるまでのエッセイを読んだ。 人や何か作り出されたものが世の中でめちゃめちゃ広まるというタイミングは 西洋占星術でいうと木星とか海王星、場合によっては冥王星のような巨大な力…

「鬼滅の刃」を象徴的にみてみる。

「鬼滅の刃」・・ふだんジャンプの少年漫画ってほとんど読むことないけど、 アニメ版をみてコミックを20巻まで読みました。 人気なのがわかるぐらいめちゃめちゃ面白いです。 ときは日本の大正時代。 鬼がいる世界で生きる人々。 多くの人は鬼によって孤児…

大貫妙子さん

Taeko Onuki & Ryuichi Sakamoto - 10. 四季 Shiki UTAU LIVE IN TOKYO 2010 A PROJECT OF TAEKO ONUKI & RYUICHI SAKAMOTO - Limited Edition 期間限定で坂本龍一さんと大貫妙子さんのUTAUツアーの動画が公開されていて 2回見ました。 染み入るほど癒されま…

漫画・逃げ恥完結巻

だいぶ遅いですが、いま、、完結巻読みました・・。 この漫画はドラマ化された後に読み始めたのだけど、 確かに今よくある日本での人間関係や現状が反映されているなーと思う。 どちらかというと当然というか主人公であるみくりちゃんよりも 彼女の叔母であ…

BOOK「やまぐちめぐみ作品集」強さと傷つきやすさ

高松は小さな個人書店がいくつかあり、行きたいと思っていた本屋ルヌガンガにようやく訪れた。 昔なら、そういう場所はすでに常連になってそうだけど 随分出不精になっていた。 ルヌガンガさんは思ったよりも広いスペースだった。 よくイベントをやっていて…

BOOK「私たちの星で」

年末年始に読んだ本。 作家の梨木香歩さんと文筆家の師岡カリーマ・エルサムニーとの 往復書簡。 往復書簡なんて随分久しぶり。 「魂のガーデニング」という本を持ってて ガン患者の方とその友人の往復書簡というのがあったけど お庭や植物の話を毎回、やり…

漫画に見られる関係性の問題

昨年話題になっていた「逃げ恥」こと 「逃げるは恥だが役に立つ」は契約結婚という かなり恋愛できなさそうな(というか興味なさそう)植物系の男子と 就職したい女性との話で これはわりと最近の巻まで読んで面白かった。 木星・天秤座も今年の10月に移動する…

【コミック】レベレーション第二巻

お正月、私の楽しみでたんまり漫画を読んだ。 その中に昨年12月に発売された 山岸涼子さんの「レベレーション」第二巻も 含まれる。 いやージャンヌ・ダルクの神秘体験の箇所は 見てきたのか??というくらいのリアルな感覚。 おそらく山岸先生も似たような経…

料理本「スパイスカレーの教科書」

この本、カレーの本かというと実はそうでもない。 スパイスの本である。 しかも、かなりスパイスが好きな人にはたまらない本だ。 写真付きの74種類のスパイス図鑑 スパイスの配合レシピのあれこれ スパイスの専門店の紹介 専門店のスパイスを使った料理レシ…

竹宮恵子「少年の名は、ジルベール」

図書館で3ヶ月待ちほどして借りて読んだ。 めちゃ面白かった。 70年代の少女漫画界についていろいろ知ることができた。 少し前に一条ゆかりさんの「5愛のルール」を取り寄せた。 これは子供の時に読んで、早く続きが読みたい~!! と思いつつ、続きを読むこ…

梨木香歩「エストニア紀行」

最近、文庫本化されたこの本を旅行中読もうと持参したものの 結局まるで読めなくて帰って来てから読んだ。 エストニアはソ連の少し北欧よりの国。 あまり知られていない国だけど、ちょっと調べたら なんとスカイプを産んだ国らしい。 IT企業も多く進出してい…

【Book】奇跡の泉ルルドへ

行く前に先立ち、図書館で借りた本。 すごく面白かった。 フランス在住の日本人の方がまとめてらっしゃるので すごくわかりやすい! 最初のほうは引き込まれるように読んだ。 ベルナデットの生い立ちや聖母出現のあたりの話とか。

【料理本】パリのムスコめし

辻仁成さんにはまったく興味はなく、 実は、全然よくは知らない。 なぜ、パリに住んでいるのか、 なぜ、離婚した後自分が子供を育てているのか わからない。

kindle本

出張や旅行時の移動用に購入したキンドルに本をサクサク入れている。が、ほとんど無料か有料でも400円くらいまでのばかり(笑)それでもかなり無料で読める本があることに驚き (今頃気づく・・) 移動中に読むものは家で読む本と微妙に違う・・。 だから、入れ…

【コミック】レベレーション(啓示)

レベレーション(啓示)(1) (モーニング KC)/講談社 ¥648Amazon.co.jp山岸涼子は「テレプシコーラ」以降読んでなかったけど、 これはちょっとぜひ読みたいと思い購入。ジャンヌ・ダルクのお話。中世のヨーロッパ、フランスがどんなものだったのかも知りつつ、…

漫画「ママはテンパリスト」

ママはテンパリスト コミック 全4巻完結セット (愛蔵版コミックス)/東村 アキコ ¥3,230Amazon.co.jp「かくかくしかじか」がとても面白かったので、代表作のひとつであるママテンも読んだ !めちゃ面白かった 子育てエッセイってほとんど読まないのだけど、 …

【コミック】ルネサンス時代を生きる少女「アルテ」

アルテ 1 (ゼノンコミックス)/大久保圭 ¥626Amazon.co.jp雑誌「ダヴィンチ」で紹介されてて、すごく読みたかった漫画「アルテ」を出てるだけ購入。 今のところ3巻まで出ている。ルネサンス時代のフィレンツェが舞台となるこのお話。新人漫画家が描いたとは…

【漫画】高野文子「ドミトリーともきんす」

ドミトリーともきんす/中央公論新社 ¥1,296Amazon.co.jp 高野文子さんの「黄色い本」以来の新作。しかし、彼女のオリジナルな物語の世界とは少し違う。彼女が読んだ自然科学の本と作者を紹介するための漫画だ。そのために気持ちをこめずに絵を描く練習をし…

【小説】梨木香歩「海うそ」

海うそ/岩波書店 ¥1,620Amazon.co.jp 夏のはじめに購入した梨木さんの物語「海うそ」をかなりゆっくりペースで読み終えた。 梨木さんの物語の世界は、深い。西魔女からファンになった中学生の子とか後のほうの作品などなかなかついていきにくいかもしれない…

【コミック】グーグーだって猫である第6巻

大島弓子さんの「グーグーだって猫である」の続きはいつ出るのだろう・・と思いつつ、高松ではなかなか見かけないまま月日がたって、完結されたのに随分たって、読むことができた。 あのグーグーが亡くなってしまうことで終わるとは・・・悲しくて胸がいたい…

トム・ブラウン・ジュニアの本

ヴィジョン―次元のベールを超えて見た地球の未来 (5次元文庫)/トム ブラウン・ジュニア ¥880Amazon.co.jpグランドファーザー/トム,ジュニア ブラウン ¥1,785Amazon.co.jp 別ブログでも紹介してましたが、トム・ブラウン・ジュニアの「ヴィジョン」をやつと…

田口ランディ「サンカーラ」&映画「エヴァンゲリオン新劇場版Q」

ようやく借りれた「サンカーラ」を読んだ。その前に先日、「エヴァンゲリオン・新劇場版Q」の「3.33」だっけ。(タイトルがなんかややこしいんだわ)を見た。『庵野は血を流しながら映画を作っている』というのは宮崎駿の言葉。庵野秀明という人を理解できる人…

もっとたのしくちいさなお片付け

香川もけっこうな雨が降って、ほんのちょっと前までダムの貯水率が24%ぐらいだったのが、今日は一気に98%ぐらいになってました。雨だと猫のようにだるくて、気温も低いので、体は冷えるし・・・。猛暑から一転これでは体調も悪くなること間違いなしというほ…

益田ミリ「週末、森で」

図書館で借りてあっという間に読める漫画エッセイでした。週末、森で (幻冬舎文庫)/益田 ミリ ¥520Amazon.co.jp 30代の都会の女性がある日、田舎へ引っ越して、その友人(同じく都会で働いている)が週末ごとに遊びにやってくるお話。田舎に引っ越したとい…

テレンス・マッケナ「神々の糧 太古の知恵の木を求めて」

神々の糧(ドラッグ)―太古の知恵の木を求めて/テレンス マッケナ ¥2,625Amazon.co.jp 図書館で借りてきた本ですが・・・ドラッグ系のお話。とはいうものの、こうしたもとになる植物、シャーマンや古代の人々が用いた変性意識をもたらすもののおかげで人間は…

【漫画】宇宙兄弟

ずいぶん話題になっていた「宇宙兄弟」ようやく16巻あたりまで読んだ。めちゃくちゃ面白い。この人宇宙飛行士っぽくないなーと思う主人公が宇宙飛行士を目指すのだ。そこがうまいところ。こんなに親近感のあるキャラが・・というところ。六太くんは完璧な兄…

【物語】アナスタシア

昨年の秋ぐらいにかなり話題になっていた「アナスタシア」を読了。アナスタシア (響きわたるシベリア杉 シリーズ1)/ウラジーミル・メグレ ¥1,785 Amazon.co.jp 小説としたら、この物語は、んー・・・という感じ。登場人物にあまり感情移入できないから。で…

【物語】野川

とても久しぶりに長野まゆみさんの本を読了。この物語は長野さんの理科マニアな部分が相変わらずあり、関東の地質の話や鳩の話などにあらわれているけれど、物語として親の離婚により環境が変わったばかりの少年とその少年をとりまく教師と生徒たちのお話で…

【心理学】アドラーを読む

アドラーを読む―共同体感覚の諸相/岸見 一郎 ¥1,890 Amazon.co.jp アドラー関係の本は何度読んでも発見がある。それはアドラーは知識だけではなく、それを実践していかないといけないものだから。 いまのほうがもっとアドラーが提唱していた共同体感覚の必…