いつか一人になるための家の持ち方、住まい方
自宅にいる機会が多くなり、家に関する本とかミニマムに暮らすことに関する本が随分出ている。
最近、考えるようになったのは親が亡くなるのもそう長くはない。
(といっても100歳以上生きる人も多いけど・・一応いま90近く)
少なくとも10年先くらいには亡くなっているとして、
家をどうするか問題がどこにでもあると思う。
親の思考や趣味で作られたこの家をどうにかしたいと思う。
物もありすぎるし、これを片付けることを考えるだけで疲れそうだし、
処分するだけで5年くらいはかかりそうな気もする。
井形さんの「いつか一人になるための家の持ち方、住まい方」はそのモデルをイメージするのに役立つ。
イギリスのシンプルで機能的でありつつ、お気に入りのみが集まった暮らし。
まあこの家にずっと住み続けるかどうかは不明ではあるが
自分が60代以降に住む家や暮らしを考えることはできる。
この本では古いマンションのリフォーム例と古い一軒家のリフォーム例があり
イギリスでのシニア向け住宅の様子もある。
ターシャ・テューダーは56歳でバーモンドの森の中の家と広大な敷地を手に入れ、
昔ながらの暮らしを実践し続けた。
自分が老後に暮らす家についての準備は60代~70代でやらないと80代も90代も生きるような状態になるとそこまではもうできない。
先はどうなるかはわからないことだらけだけど、うちの家系的な要素から意外と長寿傾向ではあるからそこは考えて。
クリエティブなことができる空間づくり
が私にはポイントかな。
家はただ健康に疲れないようにを機能するだけでなく、
自分のエネルギーが充実して、創造性が枯渇しないのがいい。
自分の天王星は4ハウスにあるので、天王星の年齢域は家が肝かもしれない。
50代、まだ親が生きているうちはイメージ作りやこまごました準備(断捨離とか)
をしていくのがベストかなと思う。
イギリスが大好きな私としてはイメージ作りに役立つ本だった。