【映画】ミッドナイト・イン・パリ
ウッディ・アレンの「ミッドナイト・イン・パリ」をDVDで見ました
おしゃれで、面白かった。
作家志望の主人公がパリにあこがれて、婚約者と婚約者の両親といっしょに
旅行にくる。
彼はとくに1920年ごろのパリにあこがれを抱いている。
婚約者の女性とはうまくいっているが、何か彼とは価値観が違う。
彼がひとりでホテルまで帰ろうとして
迷い、ぼーっと座っていたら
車が自分の前に止まり、中から呼びかけられるまま乗ってしまう。
そのまま彼は1920年のパリに来てしまい、次つぎと有名な作家や芸術家たちと
会い、交流をもつ。
というお話。
いわゆるタイムスリップものだけど
車で誘われてそっちにいくというのが自然な感じ。
あと、パリのいろんな観光地
モネの庭とか、美術館のモネの絵とかロダン美術館などが
出てくるのでちょっと楽しい。
パリの建物ってほとんどが1920年とかに建ったようなものが
当たり前にあるのがすごい。
だから、歴史上の人物などのエネルギーがそのまま残っているような感じがするなあ。
パリのガイドブックを見てたら、だれだれがよく来ていたカフェとか普通に
まだ営業していたり、ゆかりの場所がたくさんあって時間がそのままのような
場所もありそう。
日本にもあるけど、痕跡がまるでないからわかりにくいしね。
映画はコメディタッチでもあるけど、
主人公があこがれているものが目の前にやってくることで
実はいろんなことに気づかされるのが自然に展開されて
さすがだなって思いました。
とにかくおしゃれ。