【コミック】レベレーション第二巻
お正月、私の楽しみでたんまり漫画を読んだ。
その中に昨年12月に発売された
山岸涼子さんの「レベレーション」第二巻も
含まれる。
いやージャンヌ・ダルクの神秘体験の箇所は
見てきたのか??というくらいのリアルな感覚。
おそらく山岸先生も似たような経験があるのでは。
とくにジャンヌが神から聞いた声というのは
どんな言葉だ?と質問されてジャンヌが困るところ。
彼女は確かに神からの声を受け取ったが、
それが彼女が話すロレーヌなまりの言葉ではないし、
ラテン語でもない。
『それがなんの言葉だったのか言い表せない
それをいうならどんな声音だったかも
たとえられない
わたしはあれを全身で感じたのだから』
リアルです。この感覚。
で、後半の聖カトリーヌによって浄化される場面もすごかった。
そこは気になる人は読んでもらったほうがいいと思うけど。
ジャンヌの信仰心の純粋さはやはり彼女が素朴な少女だからなのだろう。
ルルドで聖母に会ったベルナデッタもまたそうであったように。
山岸先生がベルナデッタとジャンヌダルクのどちらを取り上げようか
迷ったという記事を読んで、
山岸先生の描くルルドとベルナデッタもいつか描いてほしいと願うところ。
今後の展開も楽しみ。