宮島への旅その3
■ 宮島の宿
宮島は観光客が12月の平日であるにもかかわらず
すごく多かった。
が、大半は外国人。
欧米の方と中国系の方とわかれる。
クリスマスホリデーにもなるからきているのかも。
しかし、宮島に宿泊する人はどうも少ない様子。
私が泊まった宿はその日お客がとても少なかった。
夜歩いても人はあまりいない。
これは島内の宿泊は広島市内より若干高いところが多いことも
あるかもしれない。
でも私が泊まったところは厳島神社から徒歩5分で
かなり綺麗でビジホよりも素敵な感じだった。
なのに、朝食付きのシングル洋室で7千円台。
従業員の対応もすごく親切でよかった。
入口のところの洗面所。
一通りのアメニティもそろってて綺麗。
実は、私はかきが苦手でそれで夕食をつけてなかったのだけど
調べると島で夜ごはんを食べられるところはとても少なく、
私が行く水曜は定休が多い。
なので、電話をしてかき抜きの夕食をお願いした。
冬の宮島へ行くのにかき抜きにというお客って・・なかなかいないかも(-_-;)
メニューはほぼかきが含まれる献立になっていたようだけど
変えていただけてありがたい。
夕食メニューの一部。
一番安い梅にしたけど、ものすごくお腹いっぱい・・。
私が泊まった宿は無料の足湯があり、
それは宿泊されない人も利用できる。
私は足が痛かったので夕食までの間外で一人足湯をした。
誰もいないイルミネーションの灯る静かな場所で。
冬至だからかユズがたくさん入ってて、香りもよし。
夕食の後、お風呂にいくと
まったく誰もいない・・。
内湯も露天も独り占め状態。
こちらの宿、電気のスイッチカバーが
すべて花柄で統一されてて(^^;)
お部屋のサイドランプはステンドグラスのカバーになってて
なんだかおしゃれなんだか、独特の趣味なんだか
面白かった。
船の乗り場まで電話すれば送り迎えもしてくれる。
ほんとに親切なおもてなしの宿だった。
ロープウェー乗り場や厳島神社など周辺をまわるには
近いのもよかった。
■夜の大鳥居
この日干潮時刻が夜になってたから、大鳥居のあたりを見に
夕食後出かけてみる。
ライトアップもされているから。
思ったより写真に撮ると鳥居が赤くならないけど。
潮が引き始めていて、潮の音、鳥の声、シカの声など聞こえる。
たまにカメラしゃかしゃか写している人以外は
人はいなくて、静かで灯篭の灯りもあり、
落ち着いたムード。
五重の塔もライトアップしていた。
夜の散歩ができるのも島に泊る特権。
足があんまり痛くなければ
もみじ谷公園のあたりまで行くと
もうちょっとアストラルな感じになってたかも。
冬至のこの日は夜に山側の窓をあけて
お祈りをして眠りについた。
つづく。