最近見たドキュメンタリー
ドキュメンタリー番組を見るのが好きですが
最近録画してたのをいくつか見ました。
すべてNHKですが。
「世界で一番美しい瞬間 森の民 女神を祝う時」
これは中国の少数派民族トン族の暮らしの様子など取材されていた番組。
ここでは旧暦の正月におこなう若い女性たちの祝福の催事がメイン。
そのときには女性たちは綺麗に民族衣装で飾り、
祝いの食事の支度はすべて男性たちがおこなうという。
トン族特有の料理が出てきたのが印象的。
とくにドクダミの根っこを使った料理があり、面白い。
少数民族の自然とともに生きる暮らしや生き方には
近代的な暮らしにはないものがたくさんあり、興味深い。
「ヨーロッパ黒猫紀行」
ちょうどねこの日に再放送でやっていた番組。
イギリス、フランス、イタリアでの黒猫の歴史がすごく面白かった!
イギリスではわりと好かれている黒猫だけど、
イタリアでは今でも黒猫への虐待があるそう。
カトリックと黒猫の対立は異教徒が魔女として黒猫も排除しようと
されてきた歴史からあるようで。
過去に大量の黒猫が抹殺されたそう。こわい・・。
黒猫に生まれたというだけで。
フラワーエッセンスを作った英国の医師エドワード・バックの弟子である
ノラ・ウィークスは黒い猫を飼っていてその猫の写真が
バッチセンターにあったのを思い出す。
私は黒猫を飼うのが夢のひとつなのに。(足のとこだけ白いやつがとくに)
ということで番組の視点が面白く、興味津々だった。
「銀嶺の空白地帯に挑む~カラコルム・シスパーレ~」
アルパイン・クライマーの平出和也さんはすでにYouTubeで見て知っていたのでこれも再放送だけど、すかさず録画。
めちゃめちゃ見ごたえあった。
ただ、人のお話を伺うものではなく、リアルな実際の体験の動画だから。
過酷の雪山登山を頭にとりつけたカメラで常にリアル目線の状態で私たちは見ることができる。カメラのすごい発達のおかげだね。
ほんとにすごかった。
こんなに見ごたえのあるドキュメンタリーは久しぶりかも。
標高7000メートルとか酸素の薄い中、ほぼ垂直のような雪の岩盤を登るんだから。
登山は計画と現場はやはり違うということが、実際に人生を歩むにあたっても
同じだなと思った。
問題は現場で計画と違うときにどのように対応していくのかということだ。
それが乗り越えていくための知恵と経験なのだな。
「父と子のアラスカ~星野道夫 生命(いのち)の旅~」
この番組が見たいのに何度も見逃してしまって・・知ったときには
すでに終わってたを繰り返し、やっと見ることができた。
星野道夫さんの息子は最近、よく似た顔の人が多いなと思う。
真子さまの婚約者の方とかスケーターの宇野昌磨さんとか、
ミュージシャンの藤巻亮太さんにも似ていると思うのは私だけ?
父親と関わった人を訪ねてアラスカで、自分がこれから何をやっていくのか
を考えるというのではいい旅だと思う。
でもテレビ番組になってるから難しい部分もあったろうけど。
これからもいいドキュメンタリーを期待しております。